福島
俊一
元財務省
国際局国際機構課資金移転対策室長
2020年7月まで、32年間にわたり財務省(国際局および北海道財務局)に勤務。2019年7月~20年7月には、財務省国際局・資金移転対策室長として、FATF対日審査の統括責任者を務め、全国銀行協会・マネロン対応高度化官民連絡会にオブザーバー参加(2019年8月、12月)。2008年7月から3年間はFATF事務局(パリ)に出向し、主に電信送金や拡散金融に関する現行第4次勧告の起案に従事。2015~16年にはFATF対シンガポール審査員として、金融機関などの監督(IO.3-4)、テロ資金凍結(IO.10)および拡散金融措置(IO.11)を担当。財務省国際局では、通算20年にわたり外為法に基づく資産凍結措置を担当。2008年にはFATF第3次対日審査を受検。2014年からの3年間は外国為替室長として、米国財務省外国資産管理室(OFAC)と連携しつつ、北朝鮮、イラン、ロシアなどへの経済制裁および対内直接投資制度の見直しに係る企画・立案を担当。2017年7月~19年7月は財務省北海道財務局の金融監督官として、管内の地域金融機関の監督を統括。地方経済における金融機関の役割や現場中心のコンプライアンス態勢(含・マネロン対策)の構築を支援。1995年から3年間は国際通貨基金(IMF)日本理事室(ワシントンDC)に勤務し、中南米やアジアの通貨危機に対応。