認定資格の保有者は、専門家としてスキルアップすることで、更なるキャリアの向上が期待されます。金融犯罪防止に取り組む国際的なコミュニティの一員となり、次のステップへ進みましょう。
資格を更新して次のステップへ
変化を続ける金融犯罪に対応するため、スペシャリスト認定資格の保有者には3年ごとの資格更新が条件として設けられています。更新は、資格保持者の継続的なスキル向上につながります。
また、ACAMSは資格維持者の記録を保有しているため、雇用者が採用の際に資格確認を行うのにも役立ちます。
認定資格の更新手続きを3年ごと行うことで資格を維持することができ、そのメリットを引き続き受けることができます。以下にメリットの一例をご紹介します。
更新手続きの順序
スペシャリストレベル認定資格の更新手続きは、以下の手順で完了します。
資格更新の要件
スペシャリストレベル認定資格の更新手続きには、資格更新ポイントによる継続的学習の証明が求められます。また、これらのポイントはスペシャリストレベル資格資格の取得日 (もしくは前回の資格更新) から3年以内に取得したものでなくてはなりません。
CAMS認定資格
CAMS資格の更新に必要な単位の合計60ACAMSポイントのうち、12ポイントはACAMS主催のトレーニングで取得することが条件となっています。
CGSS(公認グローバル制裁スペシャリスト)
CGSS資格の更新には、合計で30ポイント必要です。そのうち15ポイントはACAMS主催のトレーニングから取得することが条件となっています。
次の取り組みに対して資格更新ポイントが付与されます。
- ACAMS会員資格の維持(1年単位)*
- 資格に関連した専門的な実務経験(1年単位)*
- 資格に関連した教育トレーニング(ACAMSもしくは外部の主催かは問わず)の修了(1時間単位)
- その他の専門家としての実績
*CAMSの場合のみ。適用される資格更新ポイントの詳細については、受験者ハンドブックの資格更新に関する説明を参照してください。
認定資格更新費用および期日
スペシャリストレベルの認定資格の更新手続きは、資格取得日または前回の資格更新から3年以内に完了する必要があります。例えば2019年に認定資格を取得した場合は、2022年に更新する必要があります。
更新手続きの期限は三段階に分かれており、それぞれ費用が異なります。
早期申込 - 10月1日までUS$200
更新年の10月1日までにお申込みとお支払いを済ませた方が対象です。2019年に認定資格を取得した場合 (月は問いません) 、早期申込期限は2022年10月1日となります。
通常申込 - 12月15日までUS$250
更新年の12月15日までにお申込みとお支払いを済ませた方が対象です。2019年に認定資格を取得した場合 (月は問いません)、通常申込期限は2022年12月15日となります。
後期申込 - 3月31日US$300
上記2つの期限を過ぎた場合は後期申込が適用され、3月31日までに申込みと支払いを済ませていただく必要があります。2019年に認定資格を取得した場合 (月は問いません)、後期申込期限は2023年3月31日となります。
後期申込期限を過ぎると、手続きは行えなくなります。資格が失効した後で再びスペシャリスト認定資格を保有するためには、再受験が必要になります。ご不明な点がございましたら、当協会の担当者までお問い合わせください。