CAMS認定資格の保持者は、日々多様化する金融犯罪撲滅に取り組むプロフェッショナルとして、継続した学習と知識の習得が求められます。さらに次のキャリアパスを目指される方には、CAMS認定資格の継続維持が次のステップになります。
資格を更新して次のステップへ
常に変化する金融犯罪に対応するために、CAMS認定資格保持者は3年ごとの資格更新が求められています。更新は、資格保持者の継続的なスキル向上につながります。
また、ACAMSは資格保持者全員の記録を保有しているため、雇用者が採用時の資格確認を行う際にも役立ちます。
3年ごとにCAMS認定資格の更新を行うメリット:
CAMS資格更新の要件
CAMS資格の更新手続きには、ACAMSポイントによる継続的履修の証明が求められます。更新に必要な単位は合計60ACAMSポイントで、かつその内の12ポイントはACAMS主催のトレーニングであることが条件です。また、これらのポイントはCAMS資格取得 (もしくは前回のCAMS資格更新) から3年以内に取得したものでなくてはなりません。
ACAMS会員資格を継続的に維持している場合は1年につき4ポイント、3年で最大12ポイントが付与されます。その他、専門家としての実務経験は毎年8ポイントが付与され、3年で合計24ポイントが取得できます。
ポイントが足りない場合は、ACAMSの イベント、 ウェビナー、 認定トレーニングコースなどで取得できます。資格更新に適用可能な外部のポイントもご活用いただけます。
CAMS認定資格更新費用および期日
CAMS認定資格の更新手続きは、資格取得日の3年後、もしくは前回の資格更新から3年以内に完了する必要があります。例えば2018年にCAMS資格を取得した場合は、2021年が更新年にあたります。
更新手続の期限は三段階に分かれており、それぞれ費用が異なります。
早期申込 - 10月1日までUS$200
更新年の10月1日までにお申込みとお支払いを済ませた方が対象です。2018年にCAMS資格を取得した場合 (月は問いません) の早期申込期限は、2021年10月1日です。
通常申込 - 12月15日までUS$250
更新年の12月15日までにお申込みとお支払いを済ませた方が対象です。2018年にCAMS資格を取得した場合 (月は問いません) の通常申込期限は、2021年12月15日です。
後期申込 - 3月31日US$300
上記2つの期限を過ぎた場合は後期申込が適用され、翌年の3月31日までにお申込みとお支払いを済ませていただく必要があります。2018年にCAMS資格を取得した場合 (月は問いません) の後期申込期限は、2022年3月31日です。
後期申込期限を過ぎると、手続きは行えなくなります。資格を失効してから再びCAMS資格を取得する場合は、再申請と再受験が必要になります。ご不明な点がございましたら、当協会の担当者までお問い合わせください。